居住していた不動産について、住宅ローンの残債務を夫にも分担させて繰り上げ返済し、妻が名義を取得した事例
- 依頼者
- 30代女性(Iさん)
- 婚姻期間
- 約12年
- 子供
- 2人
事案
夫が家を出て、不貞相手の女性と一緒に住み始めたことから、Iさんも離婚を決意しました。
Iさんは、現在お子さんたちと居住している不動産にそのまま住み続けることを希望しておられました。
弁護士受任後、夫と財産分与等の交渉を始めました。
夫には、不動産をIさんの名義に変更してもらいたいこと、住宅ローンの残債務約570万円につき、何とか夫にも協力してもらって金融機関に繰り上げ返済をして住宅ローンを無くしたいことなどを伝え、交渉を進めました。
解決
夫が300万円、残りをIさんが負担して金融機関に繰り上げ返済をした後、不動産の名義をIさんに変更することで合意が成立しました。